腰板
公会堂の内部の壁は全てクロス貼りの予定だったのですがだったのですが、町内の住民は年配の方が多いことと、私が木造建築をしていることもあり、やはりハウスメーカーと同じ様な仕上がりにはしたくないので、見積り外ではありますが、桧の柾目の腰板を施工しました。
板目ではなく柾目の腰板。
好き好きがあると思いますが、木造建築をしている者からすると、やはり美しさと格を感じます。
この現場は真壁ではなく大壁なので、ただ腰板を回すだけだと味気なく感じるので、デザイン的な意匠で一部分だけ天井まで浮造り(うずくり)加工をした赤の杉板を貼ってみました。
壁に凹凸をつけることでのっぺりとした印象から立体感を感じる印象へ変わるので、私は好きですね。
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