在庫
木造建築をしていると、欲しい時に欲しい物が無いということがおこります。
桧(ひのき)・杉・米松などの一般的な材料はいつでも手に入れることは可能ですが、欅(けやき)・地松・栗・栃(とち)・桜など、見せる(魅せる)造作材として使用されるものは、サイズや乾燥度、諸々の条件が合う物がすぐには見つからないことがよくあります。
そのような場合、ある物の中から代替品を選ぶか、もしくは高価でも手をだすか、ということになります。
極力そのような場面を減らすためには、良い物を普段から在庫しておくということになります。
しかし、在庫をしておくということは、在庫置き場が必要になります。
材料の運搬や積み下ろしに必要な重機も必要になり、加工する為の機械や加工場も必要になります。
それらを考えると、在庫は一切せず、たとえ値が張ったとしても、必要な時に必要な物を買う方が断然経済的で効率的ということになりますね。
分かってはいるのですが...
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