イメージの共有
家のイメージが『和風になりすぎにないように木を見せる家』なので、玄関も御影石ではなくタイル張りをすることにしました。
ここまでくると流石にお施主様ともイメージが共有できてるようで、お施主様が選ばれた物が私のイメージにピッタリ!
何の苦労もなくデザインが決まり、施工が終わると『やっぱりこの柄にして良かった!』ってなりました♪
一般的には最初にプランを決めて、見積もりをして、その通りに家を建てます。
建築途中には新たに打ち合わせをすることはほとんどないため、変更もほとんどききません。
そのため出来上がった時に『もっとこうしておけば...』とか『イメージと違うなぁ』となることも珍しくありません。
多くのお施主様にとっては一生に一度のマイホームの建築です。
『家は3度建てないと思い通りの物は建たない』と昔から言いますが、イメージにより近づける努力はするべきだと考えます。
もちろん金銭面での妥協が必要になったりもするでしょうし、住んでみて感じる部分も少なくないでしょうけど、せめて建築中は一緒になってたくさん考えて、たくさん悩んで、イメージを共有する事が出来れば、出来上がった時の満足度はかなり上がるはず。
最初に図面を見て全てをイメージすることなんてなかなか出来ることではないですし。
だからこそ昔ながらの在来工法の注文住宅が必要だと思います。
出来上がった時に『この人(工務店)に頼んでよかった』と思えるかどうかは工務店選びも含めて、お施主様の努力によるところも大きいと私は思います。
0コメント