アリとキリギリス
先日、来年の冬へ向けて、友人と薪割をしました。
我が家には薪ストーブがあり、冬になると活用するのですが、薪の収集がとてもたいへんです。
今回は高梁川の河川敷の伐採木の無料配布があり、1M程に切断された原木を確保することが出来ましたが、もしそれが出来ていなければ、山で木を倒すことから始めないといけません。
1Mに切断した原木と言っても大変な重量があります。
重いものになると、おそらく100キロを超えるんじゃないでしょうか。
そうなると一人では運べませんから、更に小さく切断するか、複数人で運ぶか...
どちらにせよ最低条件として、車が近くまで寄せれることが必要になります。
そしてチェーンソーで薪ストーブに入る長さに切断します。
そして難関の薪割です。
薪ストーブに適している木はどんぐりが出来る木です。
ケヤキ・カシ・クヌギ・ナラ...etc
【重さ=燃焼時間の長さ】なので、軽くて割れやすい樹種は薪には適しません。
従って、必ず割れにくい💧
木なので当然節(ふし)がありますが、節があろうものなら割れたものじゃありません。
鉄製のクサビを打ち込んだりして割るのですが、それでも割れなかったりもします。
そしてその割った薪を家に持って帰って1年半~2年かけて乾燥させます。
使用量は薪ストーブの容量や使用頻度にもよりますが、私のような平日は夜だけ、日曜日は1日中使用する場合だと、1シーズンに必要な薪は約1.5~2トンくらい。
積み上げた薪の量を車の大きさであらわすとハイエース1.5~2台分くらいかと...
薪ストーブは遠赤外線による輻射熱で人や物を温めます。
その温もりはエアコンやファンヒーターとは別物で、とても心地よいと思います。
独特な匂いがある為、そこを嫌う方もいらっしゃいますが、多くの割合で好まれます。
薪を確保することが困難でない方、もしくは毎シーズン割ってある乾燥した薪を購入することができる経済力のある方はぜひ薪ストーブにトライしてみてください。
ちなみに『薪ストーブが置きたい!』と言われたら迷わず『やめといた方がいいですよ!』とお伝えしています(笑)
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