やってみる
今日はとても暖かい一日でしたね。
小春日和というのですかね。
桜の開花ももう間近でしょうか。
そんな中、絶賛建築中の現場では小庇(こびさし)を取り付けを行いました。
サッシメーカーが作っている既製品の庇である為、サッシに合わせたサイズで制作されているので、何も考えることなく次々と取り付けて行けたのですが、サイディングの上から取り付けるので、周囲の3方をコーキングする必要があり、久々のコーキング作業に少々身構えました。
つくづく思うのですが、大工業というのは仕事内容が幅広いです。
ハウスメーカーだと、およそ決まった内容の反復なので、一度覚えたら、その後は同じことの繰り返しで、一つの現場を1~2ヶ月で済ませる為、1~2ヶ月後に同じ作業をするというサイクルになります。
しかし本来大工は様々な仕様の建物を建てるため色々な収まりを知る必要があり、それに合わせた知識も持ち合わせる必要があります。
昔から大工の世界では『これは出来ますか?と聞かれたら出来ないと言うな。やってみますと言え』と言いますが、分業化された今のご時世で、ここまで様々な知識や技術を要求される職業も珍しい気がします。
でもまぁ私の場合、同じことの繰り返しの仕事が好きではないので、メーカーには属さず今に至る為、因果応報?自業自得?身から出た錆?というやつですが。
ということで、今回は初めてのサイディングの上からの庇取り付け工事&庇周辺のコーキング工事を楽しんできました。
これでまた1つ知識と経験が加算されました!
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