ビフォーアフター

少しお久素振りになりますね。

真備町のS様邸の木工事を終えて、同敷地内にある倉庫の改修に取り掛かりました。

同じ敷地内にあるため、こちらも完了検査を受けられる状態にしないと母屋(おもや)も完了検査を受けられず、完了検査が済まないと登記も出来ないということになったため、大急ぎで着工しました。

まずは解体作業からということで、外壁の板類やモルタルなどを剝がして、柱や桁(けた)などの構造材をあらわにするところからです。

今の建物はビスを多様しているため、解体をするとなると錆びたビスが途中で切れたりするため、解体をするのも一苦労だと思いますが、一昔前の建物は釘でほとんどを止めていたため、大バールを使用してスルスルと解体していきます。

とは言え、やはりかなりの肉体労働で、気温も上がりつつあるこの時期ということもあり、かなり大汗をかきながらの作業になりました。

解体作業で特に気を付けなければならないことはケガをしないことです。

壊して良い物悪い物、取り除いて良い物悪い物を判断しながら、時には補強をしたり、支えを用いたりしながら、予想外の出来事が起きた時への対処を講じつつ、けれども思い切りよく解体していきます。

また、転がっている釘を踏んでも足に刺さることはまず無いのですが、解体した木材から出ている釘を踏めば確実に刺さります。

その釘が錆びていた場合は非常に腫れます。
それはもう見事なほどに腫れますので、興味がある方は一度チャレンジしてみてください。

今回の倉庫は外部は板金で仕上げ、内部は柱や間柱を増設した後に構造用合板で覆い、その上へ石膏ボードを貼り付ける仕様です。

石膏ボードは主にクロス工事や左官工事の下地材なのですが、この度はそれらの工事を行わず、石膏ボード仕上げにするということなので、少々てこずりました。

とりあえず今回は解体前と解体後のビフォーアフターをアップしておきますね。

【倉敷市真備町の大工が建てる】もりしげ建築工房【新築・リフォーム】

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