金輪(かなわ)継ぎ

真備町のK様邸の増築部分の墨付けと刻みを始めました。

プレカット機械加工が普及して、手刻みをする事がほぼほぼ無くなったこの時代に逆行するかの如く、せっせと手刻みをしています。

住宅ローンが終わるころには家が終わると言いますが、2世代3世代と受け継いで行ける建物こそ、本来の住宅だと思い、時代にあらがって手刻みを推奨しています。

木材を長手に継ぐ箇所を『継手(つぎて)』、90度方向につなぐ箇所を『仕口(しくち)』といいます。

私が思う最強の継ぎ手は金輪継ぎです。

この他にも腰掛けアリ継ぎ・追っかけ大せん継ぎ・カマ継ぎ

など色々ありますが、強さや仕上がりの美しさなどを考慮しますと、金輪継ぎに勝るものはないかと。

そのぶん手間はかかりますが...。


【倉敷市真備町の大工が建てる】もりしげ建築工房【新築・リフォーム】

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