違い
早いものでもう3月ですね。
今年に入って二ヶ月経ちましたが、日常に変化はありましたか?
私は昨年から一級建築施工管理技士の資格の取得のために勉強をしていたのですが、2月21日に二次試験を終えて、ようやく落ち着いたところです。
正式な結果発表は6月なのですが、自己採点では8割は取れていると思うので、たぶん、おそらく、きっと、大丈夫なのではないかと...
ただ、建築施工管理の二次試験は経験記述という作文が三割以上をを占めるので、正確な自己採点はできないので、少し不安なところもあるのですが、とりあえず今は昨年から続いていた勉強浸けの日々から解放されたことで、やや時間を持て余しながらの日常をゆっくりと過ごしております。
とは言え、現場の方はゆっくりとしているわけにもいかず、木工事完了に向け、いそいそとしています。
内部はほぼほぼ既製品の仕様なのですが、一部無垢を使用する箇所があり、『出番だ!』という感じで作業してきました。
柱を見せる場合、壁を柱より引っ込めるのですが、この仕様を【真壁(しんかべ)】と言い、柱を隠す仕様を【大壁(おおかべ)】と言います。
一部を真壁にする場合、考えないといけないのが〈どこで見切るか〉ということです。
境を何処に設けるかと言った方が分かりやすいですかね。
これを先に考えておかないと、取って付けたような仕上がりになってしまうため、仕上がりを見た時に残念な印象を受けます。
逆に言うとここが見せ所だったりもします。
とは言え、ある程度建築に精通していないと気にもならないところですけど。
最近思うのですが、同業社の方から一目置かれることの重要性をとても感じていて、この人に任せておけばとか、この人が言うのだからとか、そういったことを同業の方から言ってもらえることが自分にとっての誉れなような気がしています。
全員に分かってもらえなくても、分かる人にだけ分かってもらえればいいというか、そこを分かる人にだけ理解してもらえたらいいというか。
自己満足的なことだと思うのですが、そこにこそ〈違い〉や〈個性〉があり、そのために〈技術〉と〈センス〉を磨いているような、磨いてきたような、そんな気がします。
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