木完
三寒四温真っ只ですが、いかがお過ごしでしょうか。
気が付けば4月になり、今年も4分の1が終わりましたね。
エイプリルフールにしょうもない噓をつくくらいの余裕はありましたか?
私はそんな余裕は全く持てませんでした(汗)
しかし、頑張った分だけ仕事は進み、真備町のS様邸の木工事がひとまず完了いたしました。
片付けと掃除を終えて、次は内装屋さんがパテ処理をしてクロスを貼り、その後に建具の取り付けを行います。
建具屋さんが作成した木製建具の場合は取り付けは建具屋さんがされますが、既製品の建具を取り付ける場合は大工が取り付けることがほとんどです。
ハウスメーカーは全て既製品の建具を使用します。
そうなると困るのが建具屋さんの仕事不足です。
そして仕事不足による技術の低下と後継者不足など。
建築業界は全体的に人手不足が問題とされています。
大工や左官はもちろん、建具屋・水道屋も然りです。
今の60代70代が現役を退いたら本当に困るだろうと思いますね。
人材の育成が急務とされていますが、世間の職人に対するイメージや価値観がそんな簡単に変わるとも思えないので、20年後30年後は国をあげて何か取り組みが行われることでしょう。
さて、そんな中、現場ではクロス屋さんが吹き抜けの天井のクロスを貼るために内部足場が組まれました。
しかも組んだのはお施主さんの知り合いの塗装屋さんというから驚きです。
岡山県でも北部では水道屋は電気屋もしていたりします。
どちらか一方では仕事が足りないかららしいのですが、そのうち水道も電気もこなす大工が当たり前な時代がくるかもしれないですね。
考えただけでもゾッとしますが。。。
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