方引き込み
お疲れ様です。
今日は日差しは強いものの風が涼しくて、秋の訪れを感じた一日でした。
もう少しで過ごしやすい季節になりそうですね。
では、時差はあるものの、引き続き進捗状況を。
サッシを取り付けて、断熱工事をして気密検査を終えた後、窓枠をいれていきました。
窓と言えば高さは色々あれど、一般的には引き違いの窓を想像するかと思います。
それに続き縦開きや横開きの窓も今では珍しくないですね。
ルーバーやフィックスなんかもよくあります。
そんな中、今回の現場では、片引き込みのサッシが採用されていました。
私的には初めての経験で、最初は開け方すら分からないほどで衝撃を受けました。
方引き込みのサッシにすると一枚のガラス部分が大きくなり、引き違いに比べ開口部中央にアルミが無いので開放的な感じがします。
また、窓と窓の隙間からの空気の漏れが無くなるため、気密性も上がります。
ただ、一枚のガラスが大きくなるため一人では取り外しができないほどの重量になるのと、あとはコストが上がることがネックですかね。
それでもこのサッシにすることで、一般的な住宅とは異なる洗練されたような雰囲気になる気がするので、私的にはお勧めです。
今回の窓枠はタモやナラの代替品として出回っているホワイトアッシュという樹種と、一部は米栂(べいとが)です。
こちらの設計事務所はカーテンを付けずロールスクリーンを採用するため、窓枠上部に幕板を設けて、巻き上がったロールスクリーンが目につかないようにしているとのこと。
私が過去に居た工務店とは違う、設計事務所ならではのこだわりや意匠を感じることができて、とても勉強になります。
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