ヌック

こんばんわ。

週間天気予報に雨マークが増えたので、いよいよ梅雨に突入かと思っていたのですが、いつの間にか雨マークは無くなり、しばらくは晴天が続きそうですね。

日向は暑いですけど、日陰に入ると涼しく、時折吹く風もまた心地よく、一年のうちの数少ない『過ごしやすい季節』の内なのでしょうね。


それでは引き続き進捗状況を。

外部の下地がそこそこ進んだので、内部の工事を進めていきました。

と言ってもまだまだ床の断熱工事なのですが。。。

今回のお宅はキッチンとヌックと呼ばれる部屋は一段下がっており、床の下地をする『座上げ工事』を数回に分けて行うことになりました。

【ヌックとは、こじんまりとした隠れ家のような居心地の良いスペース】

だそうです。

私も初めて耳にしました。

どのようなスペースになるかはまた追々。

床の下地になる24㎜合板は通常土台の上に乗せるようになるのですが、一段下げるとなると合板を乗せる物を新たに施工することになります。

下がった部分の床の仕上げ材がフローリングではなく、仕上げ材の厚みも変わる為、数字を足したり引いたりしながら高さをだしていきます。

ここで計算を間違えてしまうと仕上がりの高さが違ってしまうので、何度も確認しながら正確に。

こちらのお宅の設計士さんは床下に換気を取らない工法をされるので、断熱材は床合板の下ではなく、底部分のベタ基礎と、立ち上がり部分の布基礎に張り付ける【基礎断熱】という工法になります。

外周面から60㎝は45㎜のフェノバボードと呼ばれる断熱材を用いて、それ以外は20㎜のカネライトと呼ばれる断熱材を。

断熱材相互、断熱材と基礎とを気密テープ又は発泡ウレタンで接合していきます。

ついでに一段上がる和室の床の下地も施工しました。




【倉敷市真備町の大工が建てる】もりしげ建築工房【新築・リフォーム】

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