衝撃

こんばんわ。

なかなか梅雨入りせず、日差しの強い日が続いていますね。

普段、長袖の作業着で仕事をしているのですが、袖をまくる癖があるので、二の腕の途中までだけがかなり日焼けをしてしまい、普段着でTシャツを着るのが恥ずかしい状態になってしまいました。。。


先日、知り合いの設計士さんが20年前に建てたというお宅に白蟻被害が出たとのことで、玄関框(かまち)と玄関の入口枠の取替えをしてきました。

お施主様の話によると、ハネアリが数多く発生したのと、玄関の入口枠の足元に隙間が出来たと思っていたところ、玄関框にへこみが出来たとのことでした。

入口枠はタモという樹種で、框は既製品。

既製品にはいくつか種類があって、表面のシートの中が木材のものや、紙を圧縮したようなものなどがあるのですが、今回の框は中身が木材でした。

中の木材の部分だけを食べて、表面のシートの部分は食べなかったので、表面がへこんできたようです。

設計士さんとシロアリ駆除屋さんが話をして、取替え工事後に駆除をすることになったとのことで、ひとまず解体を始めました。

そしたら、やはり、いました。。。

被害にあったお宅は何度も見たことがあるのですが、実際に現場で出会ったのは初めてで、かなり衝撃を受けました。

白蟻には大きく分けて3種類あって、土台から1M程度しか上に上がっていかないものと、どこまででも上がっていくものと、外から飛んできて上から入ってくるものがいると聞いたことがあります。

今回の白蟻は昔から日本にいる大和白蟻という白蟻で、1M程度しか上がっていかないものだったので、不幸中の幸いでした。

框を解体した時には数匹しかいなかったのですが、玄関の入口枠を解体すると大量におちてきました。

それはもう引くほどに。。。

木材を土間に埋め込む工法がされていたので、木材の裏側が蟻道(ぎどう)になっていたようです。

このような被害を極力防ぐためにも、土間やタイルに柱や入口枠などの木材を埋め込まないように施工業者さんに依頼してください。

まぁ常識ある施工業者さんなら言わなくてもそうしているでしょうけど。

【倉敷市真備町の大工が建てる】もりしげ建築工房【新築・リフォーム】

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