2020.05.29 00:21オリジナルの階段最近では階段は建物の隅っこの方に設置される事が多いのですが、昔はよく玄関の近くに設置されていました。その為裏側を化粧の仕様にするストリップ階段というものが採用されていました。今では階段もプレカット工場で刻まれます。材料は集成材。家の隅っこにあるのならそれでも良いと思いますが、今回は玄関のすぐ近く。ということで、見せる(魅せる)階段にするこ...
2020.05.28 23:57設備工事先日、現場にお風呂が搬入されました。最近の住宅は切り間(きりけん)と呼ばれる910㎜のモジュールで、柱は105㎜を使用しているため、一間の柱と柱の内間は1715㎜になります。そのため、お風呂の大きさは必然的に1616と呼ばれる1600㎜角の大きさのものになります。この910㎜のモジュールを1000㎜のモジュールにすると一間の柱と柱の内間が...
2020.05.23 13:18再び玄関の式台が入り、次は玄関のサッシを取り付ける為の工事にかかりました。しかし、今回の建物は高さが高い事や、採光の面や、全体のグレードのバランスを合わせるなどの事情により、玄関にもまぐさを取り付けることになりました。このケヤキのまぐさもまた極上と呼べる物を用意する事が出来て、ついつい加工の方にも力が入ってしまいました。削っては研いで、削って...
2020.05.23 13:05木目玄関の框 兼 式台の加工が出来ました。今回は端を木目に沿って加工して白身を飛ばして赤身だけにしました。鉋で仕上げるので端は真っ直ぐな方がやりやすいのですが、玄関の限られたスペースを有効利用するなどの諸々の事情により、思い切ってこの様にしました。同じ木目の木は2つとして存在しないと言いますが、玄関の式台をこの様に加工してある物も滅多にお目に...
2020.05.10 14:03チェンジ一般的に玄関の框(かまち)には15~18㎝×10~12㎝の角材を使いますが、今回は様々な意向から板材を使うことにしました。使用する用途に合う材料を買いに行き、選び抜いた木材を持ち帰り、いよいよ加工を始めてみると、削られて露わになった表面が美しくない...よくあることと言えばよくあることなのですが...ケヤキに「あい」があって使えなくなるこ...
2020.05.10 13:43まぐさまぐさとは、窓や出入り口など、開口部のすぐ上に取り付けられた横材のこと。...だそうです。今回はお施主様に相談をして許可をいただけたので、ちょっと豪華に欅(けやき)のまぐさを使用してみました。本家普請(ほんけぶしん)と称される純和風な家の玄関の入り口に使われるようなケヤキのまぐさを吐き出しのサッシの上に使ってみる...我ながら斬新なアイデ...